大山崎春茶会 2013.05
遅刻気味の報告ですが…
今春も大山崎山荘美術館のステキな庭園内にて
中國茶會 無茶空茶 主催、中国茶会が行われ、
お手伝いに行かせて頂きました。
(好日居はお休みをいただき、すみません。)
今回のテーマは、
大好きなお茶処
-福建省-
福建省 岩茶の産地、武威山、
武威山と言えば、九曲渓
九曲渓と言えば、筏下り
がお決まりの観光です。
大山崎の庭園に浮かぶのは…竹製筏!?
茶杯を差し出すと、親切な船頭さん(?)が
冷製ジャスミンティーを青竹筒から注いでくれました。
私は、こちらの茶席を担当しました。
相方さんさんは、茶友 囍茶さんの旦那さん。
その≪福≫降る席では
大紅袍、肉桂、水仙、
岩茶の荒茶、を飲んでいただきました。
岩茶の荒茶とは、
仕上げ焙煎前の一般には出回ることのない
とてもみずみずしいお茶です。
その日、途中で雨が降り出してきて、
写真が少しとなってしまいましたが
眺めのよい庭園で、
また通常非公開の茶室で、
あずまやで、
そして道の途中、
美しい新緑の中、
雨のしずくもごちそうに
美味しいお茶ノひととき、
お客様とともに楽しみました。
春ノ福建省の次は…
一体何処のお茶をいただけますでしょう…?
楽しみですね。
21th-大山崎秋茶会2012
2012年10月6、7日(土、日)は、
中國茶會・無茶空茶主催、
大山崎山荘恒例の秋茶会(21th)。
秋のひと日、お手伝いに行かせていただきました。
複雑ないろいろが交錯する昨今、
…ひととき平和な味わいを…
と、メイン茶席は、庭に大きく設えられた
陰陽の大テーブルでした。
中國の歴史的特別な年や
日本との国交における重要な年に製茶された
珍蔵普洱茶などなどをアレコレいただくための席。
人と人、
国と国、
陰と陽、
…
ひとたび、
美味しいお茶でも飲みながらひとつのテーブルに
たくさんの人と人が茶の輪に集うまぁるい席となったのでした。
突如大山崎山荘の庭に、
そんな大きな陰陽紋が浮かび上がり、
天の神様や宇宙衛星から無事確認されたでしょうか…?
補足ですが、その巨大テーブル
その陰陽の帆布は、無茶空茶のスタッフさん達が
(中の島に広げて!?)
チクチクチクチク縫い上げたとか…
気が遠くなりそうな作業、
楽しませていただき感謝です。
お茶にお菓子が美味しいコトはさることながら
忘れられない陰陽大円卓茶会となりました。
Coussin de Lyon
先日、友達の友達のフランス・リヨン土産を
ご相伴させていただく。
美味しいチーズ味のクラッカー、
そして、実はかねてより食べてみたかったくせに
圧倒される色に、日本人の私はつい味を期待・想像できず、
見るだけ…と、買わずに帰った後悔ノ菓子。
絹製の御座布団をお菓子にしたと聞く
「クサン・ド・リヨンCoussin de Lyon」 (リヨンのクッション)。
だって、目の覚める様なエメラルドグリーン。
その鮮やかなマジパンの中は、
リキュールのきいたガナッシュ。
甘すぎず、リキュールのバランスよく、
美しく美味しい。
しっかり味の岩茶と併せていただきました。
さすが、美食の街 リヨン製。
そしてブルー好きな私は、
好日ないちにちを過ごしました。
初釜へ
今日は初釜でした。
はなびら餅が社中さんのお手製となって何度目かの正月。
円形の求肥に白味噌餡、牛蒡、人参。いい塩加減です。
絶妙な透明感が美しくもあり、素材佳し、頃合いよく大変美味也。
「御菱葩」、はなびら餅はもともと「宮中雑煮」と呼ばれ
宮中の正月宴の初献に饗されていたもの。
今では裏千家初釜用主菓子としても欠かせないものです。
干菓子は、亀屋伊織製。
さすがの有平糖はいつも美味しいです。
煎餅には辰の焼印。
お正月、初釜、毎年変わらぬものですが
コレが無いと始まらないですね。
そんな初釜を無事終える事ができ、感謝。
また今年一年、美味しいお茶と共に過ごしていきたいと、
身が引き締まります。
さて、今日の京は明るい満月。
2週間後、次の新月が旧暦の元旦となります。
より以前の記事一覧
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