ながきよのとをのねぶりのみなめざめなみのりぶねのおとのよきかな

ながきよの
 とをのねぶりの
  みなめざめ
 
   なみのりぶねの
    おとのよきかな 
 
~長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め
    波乗り船の 音の良きかな~

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立春が近付くと、この回文(上から読んでも下から読んでも同じ文)が恋しくなります。
七福神の乗った宝船の絵によく添えられていますね。
 
波、船、音、眠り…
歌中に聞こえる舟に打つ波音、
のたりのたりとしたリズムが、
とてもここちよく、なんだか眠りを誘うようです。
 
一富士、二鷹、三茄子、の初夢にやぶれた私は、
(↑初夢には登場してもらえませず…)
旧暦新年の初夢には、
懲りずにぜひ、この宝船の夢でも見たいと…
0001
こちらは、近所の某神社で拝受した、手刷り木版の宝船です。
…<ながきよ…>の回文は添えられていませんが、
宝船を枕の下に偲ばせ
夢を夢見て寝ることに致します。
(笑)
みなさまもよい夢を~
 
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さて、
2月4日、「立春大吉ノ茶時」をいたします。
好日居の春のはじまりの茶、
みなさまと大いに楽しみたいと思います。

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こころがしずまって、心が動きだす処

新年、お客様からいただいた嬉しい言葉。

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好日居でお茶を飲んで居ると、
はじめはだんだん心が静まって来ます。
一度こころが鎮まると、
今度は、だんだん心が動き出すのです。
心が動くと、身体が動き出します。
 
不思議なもので、
自然とこころとからだは連動して動きだすのです。
 
だから、魂をパクリに来てるんですよ!
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…ですって
 
「喫茶する」ことに対して、好日居ができることは、
ただお茶の時間と空間をご用意するのみ、
…言ってしまえばそれだけかもしれませんが、
 
お客様からそんな言葉をいただけると
どんな苦労も一瞬で吹き飛んで、
すっかり満たされた気持になりました。
代わりに、店主はお客様方から力をいただいてるのですね。
人間だもの!?
お店の継続に悩み多き店主ではありますが、
 
お客様が好日居の玄関を入る時と玄関を出るその間に
心が動いて、前向きな気持になられて門を出ていかれる…
そんな処で居られるように
明日の準備もまた楽しくなります。
 
お茶の時間で、お客様と心のブツブツ交換ができるなど、
喫茶店主冥利に尽きる。
ふっと、そう思えたのでした。

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人生って、

思わずして始める事になってしまった「好日居」ですが、
お店をしてよかった…と思えるひとつに、
お客様からいただく大切な言葉の宝物がある。

先日も、常連のおばさまがカウンターに座るなり、

「人生は、
 自分がしたいと思うことをどれだけできたか。
 で決まるんだよ。」

「ちょっとした考え方ひとつだけどね。」
…そう、おばさまはおまけをつけた。そして、
「(おばさまの)旦那さまは、やりたい事を充分やって亡くなったからね。」
…と、満足そうだ。

住いを引払い、今日、京都駅から実家へ向おうとする青年が、
居あわせ、ハッとして、……… そして満足そうに
「U---mm。深い…。いい言葉を聴けてよかったぁ…」
そうつぶやいて、
お茶に添えられた(?)宝物をもらい、京都をあとにした。

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長いとも短いとも思える人生の中で
どれほどしたい事をするコトができるのか?
満足は人それぞれ。
私は何をしたいのか?
そしてできているのだろうか?

天才に短命が多いと言われるのは
短くしてやり遂げてしまう才がある
というか、命を燃やしてしまう
ということなのかもしれない…
などと、考えると、
凡才な私は
まぁ…日々ぼちぼちではあるが
美味しいお茶と共に、時にサプライズ、
そして好日な気分を味わえているなら
佳しとしようか。

今日の京は、春の静かな雨、春霖-しゅんりん-。
静かに友人宅の窓より毎年見る桜に献茶、
そして人生についてふと想ふ休日を過ごす。

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散りてこそ やがて実らん 梅の花

今日は天神さんの梅花祭。
天神さんの市も行きたかったのですが
早起きできず、そして雨のせいにして断念。
きっと雨中、梅も潤い美しく咲いている事でしょう。

さて、好日居の御近所、
知恩院が掲げる2月のことばに
梅を見つけました。

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花が散るのは儚く淋しいキモチになりますが
散りてこそ。
なんですね。
さて、実がなる頃を再び楽しみに致しましょう。

自分の花は咲いたのか?
散ったのか…?
さてはて…定かでありません。

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-2011・無事→温故楽新・2012-

12月25日、今年最後の営業とさせていただきました。

2011年もたくさんの出会いやご縁
そして何かしらたくさんのお菓子にも(!?)恵まれた一年でした。
今年もいろいろな楽しいお茶時間を一緒に過ごさせていただき
心より感謝しています。
ありがとうございました。

日本が揺れた年、
天災から人災がいまだ続く中、ですが
山も海も石ころも動物も草もそして人も携帯電話だって等しく地球のカケラ、
人は意思を持った地球のカケラ、
なのに…と、ただ思うのです。

さて、
来年はどんな年になりますか…
どんな年にいたしますか…

昨日は同じく最後の営業日を終えた友人と
夜、急遽お疲れさまの乾杯をする事になり
一年をたっぷり振り返ってみました。

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友人はあかりを作る仕事。(→月あかりデザイン研究室/click!)
照明器具の制作に加え、素材にこだわったアロマキャンドルを作っています。
noelのアロマキャンドルを持ってきてくれて、つけてみました。
蜜蠟キャンドルのやさしさ…
何か違う…と感じていたら
空気も浄化されるのだとか。

アロマオイルたっぷり含まれたキャンドル、だそうですが
その香はやさしく、さりげなくじゃまになりません。
あかりにこだわる彼女らしく、
その光もやわらかでとても美しいものでした。

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いつか、長いオリジナルマッチを作りたい…とか…
キャンドルにはマッチが欠かせません。
「キャンドル用のマッチって長いの…」 と友人、
そういえば…

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こんな長いマッチはもったいなくて
使えずにいた Baccarat bar のマッチ
そして、確かシャルルドゴール空港で見つけた
長いマッチが素敵過ぎてムッシュにおねだりして
いただいてしまった葉巻店のマッチ棒(白い頭、茶色の棒の方)。
長いマッチは持つべき友人にプレゼント。

どのくらい長いのか?

20110004

いつも好日居で湯を温める点火の為に使っているマッチの
長さは倍ほど。
葉巻にキャンドル、マッチの長さは機能が違うんですね。

さて、サイズ違いの続き…、
(で無理やり続きますが…)

20110005

先日京都会館シンポジウムの風船用余りヘリウムガス
小さなみずたま風船を膨らませてみました。
(かわいさもさることながら、浮き具合絶妙です。。。)
長いマッチ、小さな風船。

ほどよいサイズ違いは、魅力的に見えたりします。
来年は、『温故楽新』、少し頭を柔軟に
故きを温ねて新しきを楽しむ。
そんなお茶の楽しみ方をみつける一年にしたいと思います。

温故楽新のキモチでお茶教室も少しずつはじめたいな…と…
重いお尻をたたいています。

また、年始の営業については
(好日居 お手入れのため)
決まり次第、blogにてお知らせいたします。

寒くなりましたが、
今日も明日も好日で。

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太郎に訊け!

あの岡本太郎のページがあるというのでクリックしてみました

Photo(←画像をクリック!)

質問すると
太郎先生が時空を超越して
答えてくれる!
というものです。

恋の悩みから人生相談まで…
きっと力強い答えがかえって来ます。
____________________

30字以内の質問を書いて、
≪訊く≫ボタンをクリック! すると…
…なんと…太郎先生の眼がshinesign01
Photo_5 (これはぜひ実物で感激して下さい。)

ちなみに、岡本太郎と言えば…
芸術は?
と聞いてみた。
その答えは…やはり爆発だった。

まずは、「芸術とは?」

Photo_3
そして、「芸術は?」
Photo_4

ありったけの全存在で爆発する。
それが芸術なんですね。
いつも本気のあなた、岡本太郎はやっぱり偉大でした。

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「世界はうつくしいと」 長田弘

うつくしいものの話をしよう。
いつからだろう。ふと気がつくと、
うつくしいということばを、ためらわず
口にすることを、誰もしなくなった。
そうしてわたしたちの会話は貧しくなった。
うつくしいものをうつくしいと言おう。

風の匂い
はうつくしいと。渓谷の
石を伝わってゆく流れ
はうつくしいと。
午後の草に落ちている雲の影
はうつくしいと。
遠くの低い山並みの静けさ
はうつくしいと。
きらめく川辺の光り
はうつくしいと。
おおきな樹のある街の通りはうつくしいと。
行き交いの、なにげない挨拶
はうつくしいと。
花々があって、奥行きのある路地
はうつくしいと。
雨の日の、家々の屋根の色
はうつくしいと。
太い枝を空いっぱいにひろげる
晩秋の古寺の、大銀杏
はうつくしいと。
冬がくるまえの、曇り日の、
南天の、小さな朱い実
はうつくしいと。
コムラサキの、実のむらさき
はうつくしいと。
過ぎてゆく季節
はうつくしいと。
きれいに老いてゆく人の姿
はうつくしいと。

一体、ニュースとよばれる日々の破片が、
わたしたちの歴史と言うようなものだろうか。
あざやかな毎日こそ、わたしたちの価値だ。
うつくしいものをうつくしいと言おう。
幼い猫とあそぶ一刻はうつくしいと。
シュロの枝を燃やして、灰にして、撒く。
何ひとつ永遠なんてなく、いつか
すべて塵にかえるのだから、世界はうつくしいと。


      ――――― 「世界はうつくしいと」 長田 弘(おさだ ひろし)


上の詩は、
友達の友達から友達へそして私へ贈ってもらった
コトバのプレゼント。(ありがとうございます!)
長田弘さんの詩「世界はうつくしいと」。

大震災の渦中にいらっしゃる人々も、いつか 
「うつくしいものをうつくしいと言える」時 が
来ること。
それはきっとこころのふっこうへの
一歩になるのだろうな…と
この詩を読んでそう思わずにはいられませんでした。


「世界はうつくしいと」言おう。
それは私にとって
「日々是好日」
と同じきもち、であるような気がします。

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「危機的状況の中の希望」 村上 龍

旧暦日々是好日の高月さんのblogに
村上龍 氏の震災の寄稿文(ニューヨークタイムズ)が紹介されていた。

その文章は下記の様に結ばれている。

全てを失った日本が得たものは、希望だ。
大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。
だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の種を植え付けた。
だから私は信じていく。

「希望の種」
そして
「信じていく。」

静かで力強い言葉。
私も同じ気持ちで受け入れたく思います。

震災の後にも
変わらず日本には春が訪れています、
東北の方々におかれましても
少しずつでも穏やかな春を感じていけますように
生きているのですから
生きていくのですから

阪神大震災で被災しました。
渦中では望みも未来も希望も無いかと思えていました。
けれど生きていればきっといつかまた、
穏やかだな…日々好日だなぁ…と思える時がきっと来ます。
被災者の方には特に希望の種を
被災していない私達は明るい希望を持ち続けましょう。
願いましょう。

明日も好日でありますように。

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「旧暦日々是好日」の頁

東北地方の地震から二日経ちました。
一秒でも早く、ひとりでも多くの方が救出されますよう
祈るばかりです。

LUNAWORKSさんの旧暦手帳「旧暦日々是好日」をお使いの皆様
気付かれましたよね?
3月11日の頁のコラム…
テーマは『火と水』
そして続く文章には
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ドイツ連邦環境庁をはじめ欧州では
「2050年までに電力を100%自然エネルギーに転換できる」
とする報告書が次々に発表されている。
自然エネルギーとは太陽熱、水力、風力、バイオマス発電など。
石油や原子力に頼らず、
枯渇することのない安全なエネルギーに転じることができれば、
地球は初めて神の摂理に叶った持続可能な惑星となる。
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とあります。
予感をされていたのでしょうか?

以下、LUNAWORKS高月さんからいただいたメールですが
私も同じ気持で居ます。

すべてをゆだねて、自然の流れに生かされましょう。

今こそ、意識を覚醒させるときだと思います。

既存のやり方、システムではなく

自分のものさしで判断し、ひとりひとりが

直観的に選び直すときでもあります。

祈りには力があります。

被爆の影響ができるだけ少なくなるよう、

放射能がすみやかに天に昇り、光に帰ることを

イメージして祈りましょう。

そして苦しみや悲しみの最中にいる方々に

光が届きますように、

祈りましょう。
………
今日も明日も私が心を込めて出来ること。

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祈りましょう

助かりますように
平和でありますように

想いが通じますように

      2011.3.11  東北地方太平洋沖地震のために

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