チャップリン力(←りょく)

Kさんからメールが届く。

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きっとわたしたちには、どんなできごとをも、
よかれあしかれ素晴らしい喜劇にしてしまう
「チャップリン力」が宿っているに違いありません。
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文章を仕事にされているKさんと私の誕生日が
同じであることが昨日判明。
その私達の誕生日はチャップリン生誕日!でもある。
ゆえに「チャップリン力」が宿ると…
実際、あやかりたいものだ。(笑)
Kさんは続けて、

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好日居はおいしいお茶をもって、
私(Kさん)はささやかな本をもって、混乱した世界に
喜劇的そよ風を吹かせて
小さな笑いをもたらすのが役割なのでしょう。
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美味しいお茶をもって
喜劇的そよ風を吹かせて
小さな笑いをもたらす…
それは
小さな幸せをもたらす…
ってことかな…

そういえば時折、茶友がお茶を淹れる私の姿を見ては
「横山劇場」
…と笑うのを思い出した。

チャップリン力にあやかって
横山劇場は茶会を楽しみむことにいたします!
近々、茶時「茶菓花器事」は台北へ…

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2012年考…充実感に満ちた閉店に向けて…

相変わらず、
井(居)の中の蛙店主ですが、
大海よりお越し下さるお客様、
今年も心よりありがとうございました。

さてさて、暮れて参りました。
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2012年の好日居喫茶営業は本日でお仕舞いさせていただきます。

意外かもしれませんが、開店以来、
今年が一番大変な年でもあった気がしています。
今年の初めより体調を崩しつつ、整体に通いつつ、整えつつ、
実はそんな一年でした。
うらはらに、体調不良でありつつも
新たにお茶会をさせていただくご縁の多い一年にもなりました。
そして、こじんまりと、ですが茶教室をはじめましたのも今年。
来年はそれらにもじっくりと精進していきたいと思っています。

さて、晦日を前に、
好日居には素敵なふたつの音が届きました。

東京のあるお店がビル建て替えの為、
10年間開けていらっしゃったdoorを閉められました。
店主さん曰く、
 doorを閉めた今、淋しいとかでは無く、
 その店の店主で居たことを誇りに思いつつ
 充実感で満たされています。

…と。

その店のお客様であり、
好日居のお客様でもあるMさん、
「じんわりとあるべきところにあるべきものが…」
…そう、おっしゃって東京のその店から
好日居へ繋いでくださったもの、があります。
充実感に満たされて閉店されたその店で大切に使われてきたふたつの音。
古風な電話機とキャッシャー。

2012年Christmasの頃、好日居へ、
そのバトンを渡してくださったのです。

始まりがあれば必ず終りがやって来ます。

「閉店の時、その店の主で居られた誇りと充実感。
 いつの日か、きっと貴女にもこの気持がわかる時が来るでしょう。」


バトンに添えられた手紙にはそう結ばれていました。

これからChristmasがやって来る度に、
元の主に一歩でも近づけただろうか?
確認することとなりそうです。

来る春で、5年を迎える好日居。
もちろんまだまだ…は充分承知ですが、
充実感に満ちて終わるには、
充実した日々を積み重ねなくてはいけません。

2013年、やさしいふたつの音と共に、
その時節、そのお茶、
一期一会の心を忘れない様に、
お茶の時間と空間をご用意していきたいと思って居ります。

どこかでご縁をいただいたみなさま。
心よりありがとうございました。
新しい年が皆様にとって良い年となりますように。

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追記:東京のその店もおひとりで続けて来られたのですが、
    続けて来れたその秘訣は…?と聞くと、
    媚びない、ブレない、諦めない。
    ひとり店主の心には、沁みます…

さて、新年の喫茶営業は、1月12日(土)より初めさせていただきます。
2013年もどうぞよろしくお願い致します。

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世界はちいさい…かも

昨日、台北のお客様との出会い偶然発覚したのだが
「好日居」と私の出会いも旅先にあった。
…よくよく考えると旅先でのご縁がとても多い気がしています。

学生最後の年だったか、ヨーロッパ建築行脚の旅に出た。
イタリア人建築家 カルロ・スカルパ(Carlo Scarpa)設計のお墓に行った時のコト。
そのお墓、ブリオン家墓地はベネチアの北、トレビソと言う小さな町の中にあり、
とても不便な場所ゆえ、私は友人とタクシーでそこへ向かった。

そんな場所に滅多なコトでは日本人に会わないはずだが
タクシーに乗って墓地に向かう途中、
私達とすれ違う日本人らしき女性二人連れが墓地から歩いて帰るのに出くわした。
「珍しいね…こんな場所で」なんて友人とタクシーの中で話してた。
すれ違っただけなのに、
歩いて帰る日本人女性のオレンジ色の服と鞄が目に焼き付いたまま…

…10年経った。

ある仕事先でフトした会話の中で、
同じ頃建築行脚の旅に出ていた彼女と知り合い
ブリオン家墓地ですれ違ったのがその彼女だと確信した時にはとても驚いたものだ。

うん、やっぱり世界はちひさい かも…。である。

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世界はちひさいね…

本日ご来居のお客様と、
片言の日本語と片言の英語でのちょっぴりちぐはぐな会話。

好日居の提藍(ていらん:茶道具をいれる籠)や茶杯に興味津々…

国を聞いてみると台湾からのお客様とわかる。
すると彼女はいきなり、「台北に来たらうちに来てね…」
…なんて、話が急だ。

好:「好きな茶館は?」と聞いてみる。

Guest:「e-2000」

好:「知ってるけど行ったコトないの…」

…そんな会話の中で、私が台北に行った時、
お気に入りの茶館 人澹如菊 茶書院(現在「茶書院」は閉じてます)の案内を見せると

Guest:「あ…コレ私…」

とスタッフのひとりとして参加してる彼女の写真があった。

好:「あっ…」

私が旅した時に人澹如菊 別茶院 院主からレクチャーを受けてた人だ…
彼女は覚えていないと思うけれど、かつていちどだけ台湾に行った時に
彼女を見たことを思い出した。

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そんな彼女から早速、滞在中の京都でお茶のお誘いを受けた。
MENUは、珍年普洱と東方美人。
きっと思い出深いひとときとなるに違いない。

彼女はお抹茶を飲んだ後、
何度も何度も 「世界はちいさいね!」 って…
今日は国を超えての茶友になれそうな出会いの日。
お茶でつながる世界の和。
そうして世界が平和になっていけばいいのに…と…

「京の水と茶杯を持ってお伺いします。」
そう約束して彼女を見送った。

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最後ひとつの琥珀を食べたのは

Rimg2658 (意味なく遊んでみた写真なのですが…)

先日、霜月さんから届いた、今年初の「秋山路」
柿に柚子をしのばせた琥珀。
柿の菓子が目につきはじめると、秋到来!ですね。

さて、琥珀が届いた日、何を考えてか?
トーテムポールの様な写真を撮って
秋に感謝、
そして食べた。

…それから3日ほど後…

あるお客様が好日居にはじめてご来居。
アレコレ話をしているうちにお菓子の話になり、
元々住いされていた場所が、
よりによって霜月さんの現店舗そのものだった
という偶然が発覚。
(そのご主人は霜月さんのコトはご存知なく)

ひとつだけ残っていた琥珀があったから
そんな偶然が発覚した。

琥珀が呼んだのでしょうか…?
お店を営んでいると、時折 不思議なご縁に出会う様です。
好日居と私が偶然出会ったみたいに。

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お客様のAさんが好日居のカウンターでお茶を飲んでいた時のコト。

好日居に入って来られたご家族のベビーカーを遠目に一瞬見て
すごくびっくりされていた!
Aさんは以前、ベビーカーを助産院を通じて譲られた。
それはAさんのお子さんが使っていたベビーカーだ、とおっしゃる。

譲られた先の現使用者のIさんご夫婦とそのお子さんが
たまたま偶然好日居に来られた…というのでした。

現使用者のIさんご夫婦はたまたまベビーカーの話をしながら
好日居の前を通って入ってみたのだと言う。

その日、その子がベビーカーに乗っていなければ
AさんとIさんはすれちがって終わっていたかもしれない。
微かな接点だったのに。
モノを介して
同じ時、同じ場所で出会ってしまう偶然。

Iさんはお店をされていらっしゃるという。
またAさんがそのお店に足を運ばれて
また人のご縁が深まっていくといい。

不思議にもそんな偶然が重なる時に遭遇するコトがよくある。
私がすごい偶然の中で此処「好日居」に出会った様に。

お店、をやっているといろいろな人が交わる。
「出会う」瞬間が必然的に多くある。
ということなのだろう。

偶然のご縁は楽しい。
これからもいい「出会い」がいっぱいありますように。
よい「縁むすび」の場所であるといいな…
と願いながら

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工芸の五月

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美しい冊子が送られてきたのは5月間近だっただろうか

サブタイトルは「美と暮らしをむすぶ」
あぁ…行きたい。こんなトランク持って…
あこがれの気持を抱いたまま、日々眺めていた冊子。

「工芸の五月」
これは、毎年信州松本の五月を工芸月間として町ぐるみで
工芸を中心とした企画展が開かれる。というもの。

このステキな冊子のたたずまいに惹かれて
ずいぶんたくさんのお客様が手にとっていらっしゃいました。
この冊子を見て松本まで行かれた方もいらっしゃいました。

好日居のカウンターに置いていたこの一冊から
偶然手に取った方を松本へ…つなげているんですね。

昨日、今日、アルプスを望むあがたの森公園では
松本クラフトフェアだったはず。
私は、お店を始めてからはなかなか松本が遠くなってしまったけれど
目を閉じると信州の美しい山と景色、緑と澄んだ空気を思い出す。
来年の五月は松本に行けるだろうか?

明日で五月は終い。
さて、美と暮らしをむすんだ「工芸の五月」、
続く六月は何の月となりましょう。

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16年前、既にcafe計画?@好日居

Rimg0933_2先日、お客様がみえて
こんなお話をされました。

16年前(1994年?)、短大生だったお客様の卒業設計のおはなし。
「実はこの場所をcafeに改修する
 という計画をしたのです。」

まさに選んだ物件が
なんと今の「好日居」

「好日居」を本で知って…
 まさか!?自分の卒業設計に選んだあの場所が?本当にcafeに?
 驚いてご来居くださったそう。

好日居はもともと30年以上空家だったので
16年前は空家のままひっそりたたずんでいたはず

16年前、彼女は通りから見る外観しか知らなかったので
中に入られた時は感激されて居たそうです。

彼女が計画したのは美術館帰りに少し横道にそれて
そっと立ち寄るcafe…だそう。
好日居もそんな感じでしょうか?

なつかしそうに通りから見える洋間のガラス戸に挨拶をして帰られました。

16年前にそんな計画をしてた学生さんがいたなんて…
ちょっとした偶然。
ちょっとした感激。
つくづく建物との出会い…は不思議なご縁がつながっている様です。

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好菓/琥珀-銘『福来心(ふくごころ)』

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とうとう琥珀の妖精さんからこんなのが届いてしまいました

名前も姿も色もお味もそして香りまで…未体験ゾーンにストライク!
香高し琥珀なんて…!!!

琥珀「福来心」の情報をいただいた方からは
 ともかく体感してくださいと…

すると次の日には妖精さんから偶然にも運んでくださいました。
口福を…

まさにその名の通り、福来ル味
この琥珀…残念ながら言葉ではお伝えできません

ぜひ、みなさまのお口で味わい、福を呼んでみてください!
今までの琥珀のイメージからは変化球ですがちょっと感動的shine

金箔と松の実をのせ「祝い松」を表現されていらっしゃるとか
お味はお口に入れてみて!のお楽しみ…
ぜひお正月にも味わいたい逸品です!

琥珀「福来心」/霜月(そうげつ)/京都市北区西賀茂榿ノ木町5/075-491-5556

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大好きな「霜月」さんの琥珀…それぞれの琥珀の季節はお問い合わせくださいね

■「木の芽琥珀」

■「柚子蓼琥珀」「紫蘇琥珀」

■「秋山路」

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「月の雫」と甲州葡萄…京都で出会う偶然

091018_00210月某茶会にご参会のお客様お二人から別々偶然にいただいたお土産
なんとまぁ…甲州銘菓「月の雫」とその中身の「甲州ぶどう」!
(「月の雫」はお茶会にお出しした菓子、美味しかったので…と早速リピーターです)

「月の雫」がどんなお菓子か…?
それは、勝沼産甲州葡萄をひとつぶずつ糖衣で包んだもの。
新鮮な葡萄を使っているのでほうばると口いっぱいにジューシーな葡萄が広がります。
なんとも美味しいお菓子。

「月の雫」誕生物語もまた素敵なストーリーがあるようです。
明治10年の秋、偶然生まれたお菓子。
お菓子屋「松林軒」の3代目が砂糖蜜を練っているとき、
そばにあったぶどうの房から一粒のぶどうが転がり落ち、
拾い上げておいたところ、ぶどうにかかった蜜が冷え固まって、
それはちょうど広いぶどう畑に降り注ぐ「月の雫」に見えたとか…

今では商標権を開放し甲州銘菓となりいろいろなお店で作られているそうです。
皮のしっかりした甲州ぶどう…
「月の雫」のために生まれた葡萄と思えてならない私です。

とにかく美味しい!幸せなひとつぶ。
未食の方、ぜひいちど味わってみてくださいね。
来年秋。近所の方、ぜひ一緒に取り寄せしましょうね~

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「月の雫」(9月~3月頃)

松林軒豊嶋屋/山梨県甲府市中央1丁目14-3/055-233-3555/火曜休

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