« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »

2013年4月

森のパーカッショニスト

先日、東山の木々の間をさまよってみました。

トゥトゥトゥトゥトゥ………

キツツキのようなスピードで音がしますが
様子がどことなく違います。
ししおどしを連想する軽やかな音。




と思って、森を見上げて音の主を探してみると

いましたいました
やっぱりキツツキくん。
なんと竹の上の方に…




なんです。よね。
少し笑えた森のできごと。
ヤツは竹も叩くんだ…
みなさんも森で超回転のししおどし的音に出会ったら
森の打楽器奏者を探してみてくださいな。

そんな森の足元にはちいさな春の芽生えがありました。

お客様に森のおすそわけ。
森の芽コレクション。
小さなうつわに入れて…
日々伸びてます。

お茶を飲みながら
どうぞ、小さな森林浴を!
0002_2

0003
お茶芽さんも。

0004
ちいさな羊歯類ものびてます。

0005

0006

0007

では、ごきげんなゴールデンウィークを!

| | コメント (2)

好日居繕いの会だより 2013-04

今月も無事、繕いの会が終了しました。
会で治っていったうつわさん達です。

40001
銀直しの小皿。

40002
仕上げの伊勢早漆を塗るとグッと落ちつきます。

40003
紫に素敵な金の繕い。
こちらもヨーロッパアンティークですね。

40004
こちらは雀に松の陽刻の小皿、金の繕いでかわいく仕上がりました。

40009_2
こちらは唐子ちゃんのお尻とお尻に金の糸が…!?

40010
こちらはフランスアンティーク?美しく金が入りました。

さて今回は【錫蒔き】の作業を追ってみます。

漆で線を描き、乾く寸前に金属粉を撒くのですが、
錫の場合、金や銀と違ってとってもとってもおおらかです。
確か、金額的にも何百倍か違うはずです。
ね、気楽でしょ…(笑)
40005
ザクザクとスプーンで掬って、
漆を塗ったところにザザーッと振りかけていきます。
大富豪でもない限り、金粉ではそう大胆にはいきません。。。
40006

不要な部分は筆でそっと払っていき、
40007
漆描きの線の上に錫粉がのりました。

40008
錫蒔きはこんな風に進んでいきます。

そして錫の場合は、二度蒔きしています。
まず大きめの錫粉を振り掛け、払い、
次に小さめの錫粉を再度振りかけ、払います。
それは大粒の隙間を小さな粉が埋めていくイメージでしょうか。

このpotの完成写真は来月にでも載せたいと思います。

今月も、たくさんのうつわが治って、よかったよかった。
そんな好日居の繕いの会・4月のご報告でした。

| | コメント (0)

囍春 茶菓花器事 2013.4

先日、囍春 茶菓花器事 (■ご案内はこちら→☆)
が、無事終わりました。
(体験していただけないのが残念ですが、
 少しだけ写真をご披露します。)
 
photo by 中村 豊実
0001

茶菓花器事のお花の担当、花屋 みたてさんが
店を構えられたのに合せての春茶会となりました。
春は祝福多き季節、だから「囍春」

店の間では春の植物がお客様を待っています。
0000

店の間の奥で、茶菓花器事をさせていただきました。

花屋さん、ですから…
お茶も花々しく。
0002
まず、迎茶は「つつじの花菜」
みたてさんの開店日でもあった、旧暦3月3日。
ちょうどその日にいただく韓国の伝統的飲みもの。

0003
昼も、清々しく、植物とともに、

0004
夜も、
植物、うつわ、菓子、そして茶が長い長いテーブルに並びます。

0005_2
うつわに花が入るのは、「花影の席」。

0006_2
こちら、今が花季の愛宕山産の春蘭。
別称「じじばば」、しかし
上品で気品漂うたたずまい。
そして、祝いの席での蘭茶の歴史、はかなり古いのだとか。

0007_2
祝福の花「梅」が菓子になりました。
土とおぼしき菓中には梅の種が芽ぶきを待っているそうです。

…成長…

そして、まるで紅梅白梅図となって花開きます。
0008

茶会最終会のみ好日居での〆となりました。

花屋 みたてさんでいただいた色とりどりのグラスとは一変して
モノトーン、香で楽しむお茶をいただきます。
0009
好日居での茶時は、松竹梅 とすすみ、
春ノ宵、茶菓花器事は祝福に満ちて幕を閉じました。

たくさんの祝福が訪れますように…
囍春 茶菓花器事。
ご参会の皆様、ありがとうございました。

| | コメント (2)

桜-2013-

2013年桜の頃、仙台の友人が
開店をすると聞いた。
開店祝の花束代わりに、
京都の桜の景を送ります。
・・・
2008年桜の頃、
花咲かばぁさんになりたい、と
そっと好日居は茶房の門を開けました。

茶房、と言っても、
今だから告白しますが、素人茶房…
好きこそなれど未経験の私が始めるには
広すぎるし、MENUを作ったことも無し、
何もかも知らぬ存ぜぬ解らぬまま…
実はただただ必死。

世間知らず故続けることができたのか…
もちろん、苦節。
それでも時は過ぎゆき、
じわじわと小さな小さな、進化と変化、
そして5年が経ちました。

桜が咲くと、いつも開店した頃を思い出すのです。
忙しい移動中、愛車を停めて撮った写真ばかりですが、、、
そんな私の見た今年の京の桜たち。

0002
いつも開店前に桜餅を買いに走ったあの桜。

20130001
所用ありて、通った池のほとり。
まぼろし?

0003
こちらも通りがかりに何度か足を止めた庭。

20130002
その夜姿

0004
気功の会をさせていただいたその場所。
花は咲き始めのグラデーションが美しい。

営業後の散歩みち。
水と桜
相性佳し。
20130003
20130004_2

そして、山辺の道、
姿見えぬ高木の山桜、
こもれびの光の中、
天より花のひとひら、舞い降りる景は
たとえようの無い至福です。
0005

散りゆくものは我が身なりけり…?
0006
それもまた一興

通りすがりにもたくさん桜を見たけれど
今年のカメラ持参は以上、です。

そうそう、嬉しいメールをいただきました。
4月の茶会に参加してくれた友人から。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日は美味しいお茶をご馳走さまでした。
本当に茶人になったのだな~
と思いながら眺めていました。
ちゃんといつか言っていた
花咲かばあさん
にも少しずつ近づいている気がするよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やめなくてよかったかな…
そう思えるから
また明日門を開ける。

| | コメント (0)

【ご案内】 囍春 茶菓花器事

■blogは【ご案内】次頁より更新中!

春茶会 「囍春 茶菓花器事
(きしゅん ちゃかきごと)

のご案内申し上げます。
芽吹き、そして花の季節、喜び多き春をぜひご一緒に。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日時:2013年4月13日(土)
   ①11:00~12:00 (於:みたて)
   ②13:00~14:00 (於:みたて)
   ③15:00~16:00 (於:みたて)
   ④18:00~19:30 (於:みたて)


   2013年4月14日(日)
   ①10:00~11:00 (於:みたて)
   ②12:00~13:00 (於:みたて)

   ③14:00~15:00 (於:みたて)
   ④18:00~19:30 (於:好日居)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

会費:①、②、③は3000円
    ④は3500円

予約:■click!■お問合せフォームへ

電話:075-203-5050(花屋 みたて)

    ☆氏名、人数、連絡先、申込日時、をお知らせください。
     ご予約の受付は4月1日(月)10時より開始致します。
     キャンセルはご遠慮願います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
会場1:花屋 みたて 
http://www.hanaya-mitate.com
     〒603-8412 京都市北区紫竹下竹殿町41
     電話/075-203-5050

会場2:茶房 好日居 http://kojitsu-kyo.cocolog-nifty.com
     〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町91(■→map click!)
     電話/075-761-5511
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※「茶菓花器事(ちゃかきごと)」とは、市川孝氏の呼びかけで始まりました。

  茶・横山晴美(好日居)、

  菓・杉山早陽子(日菓)、

  花・西山隼人・美華(みたて)、

  器・市川孝(陶芸家)

  による四季を通した茶会です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「囍春 茶菓花器事」、よろこび多き春。

 チーム茶菓花器事の同士も喜び事が多い様です。
 そもそも、「花屋 みたて」の開店にあわせて開会する今回ですが、
 6月にはご出産も控えていらっしゃり、おめでた続き!
 正に「囍!」ダブルハッピーです。
 菓 担当・杉山さんは、去年の暮れ、「日菓」の和菓子工房を開きました。

 「茶房 好日居」はこの春、門を開けて5年、

 そしていつも「茶菓花器事」の素敵な写真を撮ってくださっている中村豊美さんの「gallery 季の雲(長浜)」も10周年を迎えられています。

 茶菓花器事の生みの親でもある市川孝さんはいつもワクワクする新しい茶会の形を作るべく新しい器を用意してくださいます。

 それぞれの想いの中、たくさんの祝福を茶時に込めて、

 春の豊かなひと時となりますように

 みなさまのご予約、お越しをお待ちして居ります。

 最終会のみ、場所を変えて、好日居での茶会となります。

 ご注意下さいませ。

|

「春ノ気功とお茶のひととき」

昨日はすこやかなイベント、
「春ノ気功とお茶のひととき」
をおこないました。

少し肌寒い日となりましたが、
外に出かけ、満開の桜の中、
天野先生に導かれながら、
気功の時間を過ごしました。

0001_2

好日居に戻り、お話しを伺いながら、
座ったままでの気功を再度行います。

0002_2

気功の後はお茶ノ時間。
美味しい桜餅と岩茶をいただき、
心地よい午後のはじまりとなりました。

去年より体調が良い方向へ向いてる私は、
気功の効果をやっとgood感じる様になれたかもしれません。
気功中は、大あくびと溢れんばかりの涙…
つまり、溜めてた緊張がほぐれた様です(笑)

気功後のお茶が身体に沁み渡っていく感覚を
身を持って味わい…感激!
健康、身体感覚、臭覚、味覚…
お茶を淹れる者にとって、
健康である事の大切さを確認したひとときとなりました。

天野先生、そしてご参会の皆様、
ありがとうございました。
季節を変えていつかまた。

| | コメント (0)

Águas de março ナイト

3月晦、想定通り雨が降り、その晩、

友人達とプライベートで久々ののんびり。

「三月の水ナイト」

と銘打ったイベントを立ち上げました!?

いろいろな人のうたう「-Águas de março-三月の水」を聞く、

弾いたり描いたり歌ったり踊ったり?

と、ただ好き勝手遊ぶ時間。
を過ごすというもの。

もちろん、美味しいものをいただきながら…


ブラジルに降る3月の雨、
暑い夏が終わり、秋が始まる。

アントニオ・カルロス・ジョビンが

散歩して、生れた歌なのだとか…


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【三月の水】 Antônio Carlos Jobim


棒、石

道の終わり

切れ株の残り

ちょっとひとりぼっち

ガラスのひとかけら

命、太陽

夜、死

投げ縄、釣り針

ペローバ・ド・カンポの樹

材木の節目

カインガーの樹、カンデイアの樹

マチータ・ペレイラの樹

風の木

川岸の崖崩れ

奥深い神秘

求めても、求めなくても

吹いている風

坂の終わり

梁、空間

棟上式

降っている雨

三月の水の

小川の会話

疲れも終わり


足、地面

ぶらぶら歩き

手のひらの小鳥

パチンコの石

空の鳥

地面の鳥

小川、泉

パンのひと切れ

井戸の底

道の終わり

顔に不機嫌

ちょっとひとりぼっち

棘、釘

先っちょ、点

滴り落ちる雫

計算、物語

魚、仕草

輝いている銀

朝の光

届いたレンガ

薪、昼

森の道の終わり

ピンガのボトル

路上の破片

家の設計

ベッドの中のからだ

故障した車

泥、泥

足跡、橋

ひきがえる、かえる

森の残り

朝の光の中に

夏を閉じる

三月の水

君の心には

生きる希望


蛇、棒

ジョアン、ジョゼ

手のひらの棘

足の切り傷

夏を閉じる

三月の水

君の心には

生きる希望

棒、石

道の終わり

切れ株の残り

ちょっとひとりぼっち

足跡、橋

ひきがえる、かえる

ベロ・オリゾンチ

三日熱

夏を閉じる

三月の水

君の心には

生きる希望

0001

ただ名詞がならぶだけのその歌ですが、

情景が目に浮かぶ様です。

bossa nova の名曲中の名曲
と絶賛してしまいます。

3月の雨後、
ブラジルでは秋が始まる様ですが、
私達はエープリールフールを迎えました。

次のbossa novaイベントは
「ゲロゲロナイト」を企み中。
さて、どんな歌でしょ?

| | コメント (4)

【ご案内】 春ノ気功とお茶のひととき

■blogは【ご案内】次頁より更新中!

去年の体調不良年からずいぶん復帰した私ですが
継続して健やかに過ごすには…?
未だ悩ましい日々を送って居ります。

そんな折、お茶教室に通って下さるご縁で
気功とお茶ノひととき、
を好日居にてさせていただくこととなりました。
気功未経験の私ですが、
ご一緒させていただきたいと思って居ります。
気功の後は、気功にまつわる茶話会を。
心地よい気功と美味しいお茶と、ぜひご一緒に。
ご参加お待ちして居ります。

-以下、ご案内です-

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

春ノ気功とお茶のひととき

冬で縮んでしまった身体を
気功とお茶でほぐしていきましょう。
身体を整え、
健やかに過ごすきっかけ
となりますように。
気功のあとは、
天野さんのお話を伺いながら
一服のお茶ノ時間を。
初心者の方もお気軽に
ご参加お待ちして居ります。

気功
天野泰司:NPO気功協会 運営責任者

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日時 2013年4月3日(水)
    13時~約2時間(開場15分前
    予約制
会費 二千円
集合 好日居
予約 氏名、連絡先電話番号を
    メールにてご予約ください。
    受付メールの返信をもって
    予約成立とさせていただきます。
    予約先メール 
■click!■


・ゆったりした楽な服装、
 かかとの低い靴でご参加ください。
 タオル、お水なども。
・お天気により外で行う場合があります。
 遅れない様お集まりください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ※当日、好日居の喫茶営業は
  十五時半から、とさせていただきます。

|

人生って、

思わずして始める事になってしまった「好日居」ですが、
お店をしてよかった…と思えるひとつに、
お客様からいただく大切な言葉の宝物がある。

先日も、常連のおばさまがカウンターに座るなり、

「人生は、
 自分がしたいと思うことをどれだけできたか。
 で決まるんだよ。」

「ちょっとした考え方ひとつだけどね。」
…そう、おばさまはおまけをつけた。そして、
「(おばさまの)旦那さまは、やりたい事を充分やって亡くなったからね。」
…と、満足そうだ。

住いを引払い、今日、京都駅から実家へ向おうとする青年が、
居あわせ、ハッとして、……… そして満足そうに
「U---mm。深い…。いい言葉を聴けてよかったぁ…」
そうつぶやいて、
お茶に添えられた(?)宝物をもらい、京都をあとにした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

長いとも短いとも思える人生の中で
どれほどしたい事をするコトができるのか?
満足は人それぞれ。
私は何をしたいのか?
そしてできているのだろうか?

天才に短命が多いと言われるのは
短くしてやり遂げてしまう才がある
というか、命を燃やしてしまう
ということなのかもしれない…
などと、考えると、
凡才な私は
まぁ…日々ぼちぼちではあるが
美味しいお茶と共に、時にサプライズ、
そして好日な気分を味わえているなら
佳しとしようか。

今日の京は、春の静かな雨、春霖-しゅんりん-。
静かに友人宅の窓より毎年見る桜に献茶、
そして人生についてふと想ふ休日を過ごす。

| | コメント (0)

« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »