元祖「好日居」のこと
市川孝さんの陶展に寄せる茶時(茶会)があったり
茶教室やら
ティータイム@ナイトピクニックがあったり、
…と、ご報告したいことはいっぱいあるのですが
連日、なんやかんや…と
ご報告は、また後日したいと思います!
しかし、今日は好日居にとって不思議なご縁のひと日でした。
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この建物の歴史は大正までさかのぼると考えられますが、
改修し、茶房となりました店の名は『好日居』(2008.4~)と申します。
が、
今から20年以上前、
実は、1990年に東京に建築されている『好日居』という住宅が存在しています。
それは吉田五十八賞(優れた建築作品に贈られる)を受賞した
素晴らしい住宅で、元祖『好日居』とでも申しましょうか…
お店の名前を決める時、
禅語「日々是好日」より二字をもらい、どうしても『好日居』にしたい、
と思いました。
が、元祖『好日居』の存在を知っていた私は
同名ゆえ、失礼になったり、不快な想いを持たれてもいけない、
と思い、建築家のS様に『好日居』という名の店を始めたい旨、
手紙をしたためたのです。S様から返事がなかったので、
その名を『好日居』として店を始めることにしました。
それから約5年、今に至り
『好日居』という名もずいぶん自分の中に馴染んだ頃となりました。
不思議なコトがつながって、今日はなんと!
元祖『好日居』を設計されたS様が茶房『好日居』にいらした日
となったのでした。
それも、その建築家の方が、
京都でたまたま(私が勝手に)師匠としている方の自邸を
手掛けられていらっしゃったから。
S様も手紙の事は覚えていらっしゃって下さいましたが
きっとまさか自分がその店に足を運ぶことがあるとは
思っていらっしゃらなかった様です。
ふとしたご縁に、ただ「面白い」と、ひとこと。
…ホッ…おこられなくてよかった…(笑)
そして、5年間気になっていた店名の事がクリアになってよかった…
『好日居』…好い名だよね。と、
建築家S様と頷く、不思議な縁ノひと日。
のれん分けではありませんが、
好い建物と同名の茶房『好日居』も
ますますちゃんと守っていきたいと姿勢をただす日となりました。
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