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金継会だより 2012-03

今月の金継会にはなんと、取材が入りました。
『チルチンびと72号(611日発売)』の特集
<古き美をいとおしむ暮らし>


繕われた建物の「好日居」と
繕いの会の「金継同好会」と

写真を撮り忘れてますが
どんな紙面になるのか…ちょっぴりドキドキしつつ楽しみです。

モノ過剰時代の今、
壊れたら買う…
トコロですが…
建物も器の繕いも
私にとっては、あたりまえの事…のような気がしています。
≪命を吹き込んで≫…なんてカッコつけた大そうなコトでもなく
必要な家やうつわ、道具を作ったり持ったり、
壊れたら直して使う。
ただそれだけのこと。

それから、金繕いの魅力のひとつには、
「漆のリズム」があります。

塗って、乾いて、研磨して、また塗って、乾いて…
アロンアルファーとは比べる術もなく時間がかかる。

今、社会のスピードはどんどん速度を増し、

生命と社会の速度のズレがストレスを生んでいる様に思います。

しかし、漆を扱う時間は、本来の速度にシフトダウンしてくれて
まるでヒトに寄りそっている様にも感じます。

そう、ゆたっり自然のリズムの中にあるのです。

さて、取材では古いモノが好きなわけを聞かれました。
好日居には北欧モノからインド、中国、韓国、中東モノ…もちろん日本、
様々なものが混在しているけれど、あまり違和感がないのは、
馴染んで居るから…
使い続けたものや年を経たもの、
古きモノは個性(作家性、色、形、精神までも)の角がとれて、
いろいろなモノと馴染みやすくなる。
しいて言えば、そんなところがいいのかな…

…横道にそれてしまいましたが、
今月の繕われたうつわ達です!
(今週は写真を撮りそびれました)

R0016496
キラリと「錫」の繕いです。

R0016498_3
こちらは味ある印判手のうつわに「銀」直し。

同じ銀色でも「錫」と「銀」では表情がかなり違うのです。
写真ではわかりにくいでしょうか…
 

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