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金継会だより-番外編-/くらわん会

久々の遠足。

好日居の金継会のある曜日のメンバーで川原へ…

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時は江戸、淀川は京の都と商都・大坂を結ぶ物流の大動脈、
旅客専用船、貨物船が日夜往来していたそうです。
そんな淀川を往来する大型船に酒食を売る小舟(煮売茶船)を、
(公式には≪茶船≫)
くらわんか舟、と呼んでいたそうです。

乱暴な方言のまま飲食を売ってもかまわない特権を与えられ、
身分の高い人に対しても
「食らわんか、くらわんか」
と叫ぶことを許され、
「くらわんか」と叫びながら大型船に漕ぎ寄せるさまは、淀川名物だったようです。

さまざまな紀行文学にも、くらわんか舟の船頭たちが
「飯くらわんか、酒くらわんか、銭がないからようくらわんか」
などと大声でがなりたてながら寝ている客を乱暴に起こして回り
食事を売るさまが描かれているとか。

その頃の淀川が描かれていました。

(伊藤若冲 1767年明和四年拓版画『乗興舟』巻より 一部)

Photo

Photo_3

さて、くらわんか、飲食後の器は要返却。
精算は回転寿司屋の様に器の数で金額を計算したのだとか、
客がその数をごまかすために飲食後の器を川にそっと捨てた
と聞いた事があります。

長くなりましたが、そんな川底に沈んだうつわ≪くらわんか≫を探す…
そんな遠足でした。

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見つけたものは、くらわんかばかりではありませんが、
時代を超えた時のカケラたちが散らばっていました。

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くらわん会を計画するきっかけになった方のおうちには
長年かけてみつけられたカケラがザックザク…!

別々の複数のうつわを継ぎあわせるコトを【よび継ぎ】と言います。
そんなコトもできそうな…
金継会のメンバーにとってはお宝の山。
を楽しみました!

さて、その遠足先の川原で…

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先日、好日居の門前に揚がった幟(ノボリ)を
ひとつ、いただいて帰った。という訳です。

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コメント

いろんな経緯で川底に沈むことになった
かけらたち・・・遺跡発掘現場の
ブルーシートを見るだけで興奮する
わたしにとってなんと魅力的な
ガラクタさんたちでしょう!
縁もゆかりもないかけらたちが
ふたたび器となりよみがえる
なんとロマンチック!

投稿: ちかぽん | 2012年2月 4日 (土) 21時32分

ちかぽんさま

ホント、時を経ても
ステキなものはステキ!

かなりワクワクしながら
何時間でも楽しめそうな
遠足でした。

再びカケラ達が継がれ使われて、
時空を超えた想像も重なって
ほんと、ロマンチックですよね。


発掘女子も予想外に多いのですね(笑)
ホッ…

投稿: 好日居 | 2012年2月 4日 (土) 23時18分

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