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地球の祈り2011 笙と笛を聴く @ 秦家住宅 無事。

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12月4日は、
「地球の祈り2011 秦家住宅で笙と笛を聴く」
田島和枝さんの笙と雲龍さんの笛を佇まい美しい秦家で聴く会でした。

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「地球の祈り」としたその会のために
特別な時だけ祀られるという秦家の守り神さま 鬼子母神様が
そのひと日、床の間に祀られ、会を見守って下さっていました。

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右手にちいさな笙、左手におおらかな芋(う:正倉院復元楽器)を持つ、
田島和枝さん。
天空へ立ちのぼる光のような「笙」の音色に対し、
「う」は、深海に遊ぶような印象、と田島さんはたとえます。
私は手中におさまるパイプオルガン、そんなやさしい響に聴こえました。

笛の雲龍さんの音とお話は人も自然の一部であることを
深く思いおこさせてくれるものでした。

音に目覚めた幼少の頃より、自然の貝や木の実、石を笛にしてきたという雲龍さん。
その音は、秦家の中庭を遊ぶ自然の風までもが曲の一部であるかの様な
不思議なタイミングで吹くのです。
雲龍さんが遊ぶ風を感じていらっしゃるのか、
さてはて、風が雲龍さんの笛の音にあわせているのか…

身体の細胞ひとつひとつ奥深くまで沁みいる笙と笛の音色、
秦家住宅に静かに響いた師走のひとときでした。

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昼の部、は美しい庭の紅葉と山茶花を背景に、たゆたゆと。

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雲龍さんのお持ち下さったさまざまな鈴を、みなさまにお渡しし、
曲中即興で参加していただきました。
さまざまな国の音色のちがう鈴々から小さな音がそれぞれにこぼれては、
笙と笛と鈴々と…秦家の座敷は遠く異国の地、というか
心地よい異次元に在る…そんな不思議なココロモチ。でした。 

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「奇應丸(キオウガン)」という薬を商っていた秦家のミセの間で
好日居はひとときお茶を淹れさせていただきました。
堂々とした看板が見えますでしょうか?
右のお客様は羽衣天女・笙奏者の田島和枝さんです。

たちのぼる湯気、そして香り、あつい茶杯を口にする瞬間、
寒い季節の飲茶の楽しみに加え、
秦家ならではの火鉢、炭、湯の沸く音…
お茶の時間をいっそうに楽しませていただきました。

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こちらはアフターコンサート、
秦家ではプライベートな労いの宴を用意してくださいました。
慈姑(くわい)の素揚げ、そして根菜いっぱいの汁…
≪料理「秦家」≫ と≪秦家 料理の会≫を主宰する秦さんのお料理は
すごくかわったものや珍しいものではありません。
季節のものをあたりまえのように丁寧に料理されている。
のですが、美味しく美しく品があるのが秦家の料理の魅力です。
(主催者でご多忙な折にも心尽くしのお料理に…心より感謝。)

来年から田島さんに京都で笙を習いはじめる…
そんな方もいらっしゃいましたっけ…
師走の秦家で笙と笛を聴く会、今回も無事、よい会でした。
ご一緒させていただいたみなさま、ありがとうございます。

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好日居 イベント・茶会」カテゴリの記事

コメント

出来合いの惣菜や肉料理に毒された内臓の持ち主たる
私めが季節の野菜料理をおいしく
感じるのはおなかがすいているときです。
そんなときに食べる野菜は簡単な調理であれば
あるほどおいしく感じられます。
でも揚げた野菜はいつでもおいしいかなbottle

投稿: ちかぽん | 2011年12月 9日 (金) 20時06分

ちかぽんさま

美味しい力ある野菜を口にしていたら
そのままポリポリ…
もっと好きになるような気がしますよ~

揚げた野菜に塩は確かに、
bottleのアテには申し分ないですけどね…

秦家のくわい、美味しかったです。

投稿: 好日居 | 2011年12月14日 (水) 15時17分

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