« なんでSHOW!? | トップページ | リングティー「ジャヤ チャッカラ」 »

今日庵文庫/茶書に見る 茶の湯の歴史

茶道資料館で開催中の展覧会に行ってきました。
今日庵文庫 茶書にみる 茶の湯の歴史】

Photo_3

『BOOK OF TEA』や『南方録』はもちろん展示されていましたし、

【賣茶旅】と名付けて旅した私が興味津々だったのは、
『職人歌合』、「一服一銭」や「煎じ物売」という職業茶売りの姿。

こんなのもありました。

『酒茶論』
忘憂君(ぼうゆうくん)に酒の功徳を、
滌煩子(できはんし)に茶の功徳を語らせ、
その優劣を論じ合わせた戯作書。
問答は一閑人の調停により、優劣勝敗のないものとされた。
…と説明にありましたが、昔も今も変わらないのだなぁ~と…
現代版『酒茶論』も読んでみたいような…読んでみたくないような…

また、南宋時代の『茶具図賛』では、
茶道具それぞれに姓・名・字号などを与え擬人化しているそうで、
道具に対する考え方が面白かったです。
茶道具に限らず擬人化した名のつく道具…は今でもありますね。

『茶経』を著した陸羽の肖像は
まるで茶籠を持って旅でもしているような姿、
煎茶の中祖・賣茶翁の姿が重なりとても興味惹かれました。

その『茶経』ですが
一之源「茶者南方之嘉木也」
この言葉を見るにつけ、私はなぜかとても気持がしゃんとします。

本の名から、いつかお茶会のテーマに使いたいなぁ~と思うモノも見つけ
大切に温めておきたいと思っています。

入館者にはお抹茶の呈茶があります。
この展覧会は6月13日まで。

|

« なんでSHOW!? | トップページ | リングティー「ジャヤ チャッカラ」 »

」カテゴリの記事

コメント

興味深い展覧会ですね。
見られなくて残念です・・・
カタログはないのでしょうか??

イギリスのV&Aから出版されているお茶の本は、西洋から見た東洋のお茶に対する考え方が面白いです。
お茶会の参考になるかも。

投稿: n | 2010年6月 9日 (水) 06時18分

nさま

残念ながらカタログは無い様ですが
簡単な資料はいただきました。

London刊行の本も出展がありました。

THE NATURAL HISTORY OF THE TEA-TREE
By J.C Lettsom 1799

手にとって展示を見れるわけではないので
内容はわかりませんでしたが。

西洋から見た東洋のお茶
には興味深いですね。
「正山小種」(ラプサンスーチョン)を気に入った(アール)グレー伯爵の話
も面白い逸話だと…

投稿: ○。°好日居 。○ | 2010年6月 9日 (水) 07時53分

THE NATURAL HISTORY OF THE TEA-TREE By J.C Lettsom 1799 はおそらく植物学系の本ですね。

そうそう、アールグレーを最初に売り出した?というジャクソンズ社のものを探してみますね。

投稿: n | 2010年6月 9日 (水) 08時16分

nさま

THE NATURAL HISTORY OF THE TEA-TREE
By J.C Lettsom 1799

は大型本で、植物学系の本の様でした。

いろんな文化が交錯して新しいstyleが
歴史を刻んで行く
喫茶の歴史も中國から西へ東へ
いろいろな国、様々な飲み方へと変化していて
面白いですね。

アールグレイ誕生物語もなお謎めいてますが、
中國と英国の間で生まれ、未だに支持のあついお茶というコトでしょうか…
よいと思うモノは歴史に長く残るというコトですね。
もちろん、だれにも発見されず日の目を見ず埋もれて行くよいモノもあるでしょうけど…
それを発掘するのは目利きの仕事でもあるのでしょか?

Jackson'アールグレイじゃなくても
目利き鼻利きで何か新たなお茶を発掘してきて下さるのも…密かに楽しみかも!?

投稿: ○。°好日居 。○ | 2010年6月 9日 (水) 14時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« なんでSHOW!? | トップページ | リングティー「ジャヤ チャッカラ」 »