繕うこと
好日居が30年以上空家だった事は何度か書いたけれど
はじめてこの空家を見た時、とりたてて気に入った建物ではなかった
と言うよりはひと気の消えうせたほぼ呼吸停止状態の空箱で
唯一このガラスの繕いの痕だけが心に響いた
「丁寧に大切に繕い使ってきた家」
…そんな証に見えたのだ
それから縁あって自らこの建物を繕うこととなる
今、好日居では「うつわ好きの金継会」をしたりして
繕う事になぜか関わっているな…ふとそんな気がしている
そうしてまた繕いながら何か広げていけたら…と思っている
☆★☆「好日居」営業情報はプロフィールに載せています☆★☆
2009年8月24日(月/定休日)~9月1日(火/定休日)までお休みいただきます
2009年8月29日(土)は千葉で賣茶旅/お茶会の予定です
| 固定リンク
「好日居。」カテゴリの記事
- 【お急ぎご案内】8月2日「旅する茶ゴト@季の雲」(2014.08.01)
- なんだか好き、なんだかあったような、なんだかなんだか…(2013.12.02)
- 新しく。ほのあかり。(2012.01.27)
- 森林浴@好日居(2012.01.14)
- teaカウンターはさまざま桜/好日居建築案内⑤(2010.03.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
繕う…によせて
ひさのおばあちゃんは、繕い物が日々の仕事のひとつでした。(洗濯物たたみは、亡くなる一月前まで、繕い物は半年前までやっていました。)
家族の洗濯物をたたみながら、ゴムが緩んでいたら、新しいゴムにつけかえ、ほころびを見つけたら、同じ色の当て布で補ってありました。最初は、下着とはいえ、少々かっこわるくて…と思いましたが、だんだん、平気?むしろ、宝物のように思えてきました。価値ある?下着がうちには、いくつか残っています。
投稿: のびちゃん | 2009年8月 9日 (日) 15時56分
のびちゃん
そうだよね
エコエコなんて口では言うものの
昔なんかより何でも手に入って繕う事が少なくなった昨今…
それでも繕いは一部でまた見なおされてる気がします
当て布も今では宝物…そしてそれは豊かでかっこいいよね
そんなひさのちゃんのココロ、受け継ぎたいとおもうな…
投稿: ○。°好日居 。○ | 2009年8月 9日 (日) 23時08分